子育て中の看護師が知っておきたい夜勤事情

病院はママさん看護師が多く働いています。
しかし子育て中の女性が働きやすい環境とはとても言えません。
もちろん病院によってその状況は様々ですが、女性が女性を攻撃するマタハラも問題になっています。
また子育て中の看護師にとって一番の障害となるのが、夜勤の問題です。
そこで今回は、愛知県名古屋市在住のママさん看護師に聞いた、子育て事情をお伝えいたします。

山本さん(仮名)
42歳
手術室2年、内科病棟4年ほどを経験。
3人の男の子の母親。

子供を3人産み育て、看護師として復職することに。

■復職の病院探しは何を重視した?
産休を取っていたので、元の病院で復帰したかたちです。

■どんな病院に勤めてる?
地方にある、総合病院です。

■どのくらい稼いでる?
手取りで25万円くらいでしょうか。

■勤務時間や休日は?
勤務は3交代制で、子供の事もあるので、できるだけ週末に休みが取れるように、金曜日の夜に夜勤をして土曜日明けで、日曜日休みというのを基本にしてもらっていましたが、徐々にそれも崩れてきています。

■子供が熱を出したら?
私の母はうつ病があり、いつでも頼みにはできないのと、義母も仕事をしているのでそうおいそれとは頼めないため、結局自分が休むことが多いです。

■子供の行事日は休める?
勤務表を組む前に事前に師長に言っておいて休みをもらっています。希望の休みはだいたい通るので、それはとてもありがたいです。

■旦那さんの協力は?
協力してくれています。私自身、勤務に加えて何かと研修や勉強会や発表会だと家をあけることも多いので、保育園のお迎えに行ってもらったり、習い事の送迎などよくやってくれています。最近では夫を頼みにしすぎて、夫の仕事に差し障りが出るようになってきてしまいました。

■病院への不満は?
子供が1歳未満であっても、こちらから言い出さない限り、何も待遇しないわよ、という感じです。不満ではありますが、実際問題として、例えば30分早く勤務を終了させてください、ということもできないので、結局みんなと同じ時間帯で働くことになってしまいます。看護部で「ワークライフバランス」なるものにも取り組んでいるようですが、一体何がそうなのか、単に「取り組んでます」という形だけのような気がします。看護部長は「私が若い頃は育休なんてなかった。2ヶ月で復帰するのが当たり前だった」が常套句で、「あんたもそうしろ」と言わんばかりの口調です。トップがそんな態度なら、その下の師長クラスの考えもそうなってしまうのも頷けますが、古い考えのトップだなとつくづく思います。早く世代交代してほしいものです。

■他に困ったことは?
夜勤入りの日は、夜勤が気になって家のことはあまりできないし、夜勤明けはとにかく疲れて何もできないし、かといって休みの日もなんだか疲れが溜まってやる気が出ないし・・・。家事がしっかりできないのが悩みです。

■復職して良かった?
それでも、まあなんとかやっているので、しばらく頑張ります。

■復職するママさんにアドバイスを!
体はしんどいこともありますが、子供につきっきりよりも、仕事でちょっと子供から離れることで、いろいろ見える事や、子供ともより繋がりが強くなることもあります。やる前は大変そうに思いますが、意外にできてしまうものです!